今日は、晦日。月齢は28.7明日が新月で、月齢0.3となります。といっても梅雨時のこの季節。毎日が雨や曇り空の日々です。お月さんなんて出ていようが隠れていようが関係ないかもしれません。でも、ここ月夜野のホタルの季節には格別の意味があります。なかでも今年のこの時期 ...
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行燈を灯すのは、未来への手がかりをつかむため
ホタルの鑑賞期間、1ヶ月あまり行燈を灯す作業をしていますが、作業をしていると、ガイドという立場ではありませんが、様々な人とお話しをすることができます。 もともとなんらかの作業をしている方が、お互いに声はかけやすいものです。ここ月夜野のホタルを見に来る人は, ...
あくがれいづる魂かとぞみる
物思へば沢の蛍も我が身より あくがれいづる魂かとぞみる 和泉式部 月夜のこころ百景 93番この歌の行燈は、古城沢と沢入沢を登りつめた合流地点にあります。月夜野の広大なホタル観賞エリアも沢の上の方から耕作放棄地が広が ...
月明かりとホタル
今年は28日(木)が十五夜で、ストロベリームーンともいわれる月の日だったようですが、ホタルを守る会の人たちは、やはり主人公であるホタルを引き立てるには、月は出ていない方が良いと強調されていました。その日は、雲がかかっていたにもかかわらず、雲を突き抜けて地上 ...
ホタルの里の「月夜野百八燈」
ホタルの里の「月夜野百八燈」は、7月2日(日)まで7時〜9時頃の間、矢瀬親水公園上から月夜野郷土資料館前までの区間点灯しています。 其子等に捕へられむと母が魂(たま)蛍と成りて夜を来たるらし 窪田空穂山の端のほのめくよひの月かげに 光もうすくとぶ ...
学問は尻からぬけるほたる哉
これまでは経済の時代でしたが、これからは哲学、心理学、倫理学の時代になるといわれます。 確かにその通りに違いありませんが、私たちの住む月夜野では◯◯学と言っているうちは、人に伝わるものではないと考え、「物語のいでき始めのおや」と題してこの土地の物語を少し ...