「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野アーカイブ〜

「物語のいでき始めのおや」とは、竹取物語のことを指した源氏物語のなかにあることばです。私たちは、「月(ツキ)」と「運」だけで勝負できるこのまち月夜野に、たくさんの物語を育てていきます。2016年、月夜野が日本百名月に登録されたことを機に、みなかみ〈月〉の会を結成しました。

カテゴリ:月夜のライブラリー > 月の知識

名胡桃城址・お月見報告 A3 - ポスター用


おかげさまで、本日をもって名胡桃城址でのお月見期間が終了いたしました。

残念ながら昨日、今日と雲がかかり、

お月さまはほとんど見ることができませんでした。

こんな日に暗闇の名胡桃城址へ来てくれる人などいないものと思い、

明日の片付け作業の準備でもしていようかと思っていたのですが、

なんと今日も何組かの方が来てくださいました。

雲の切れ間のなく、ほぼ見れないことが確実だったので、

わざわざ来てくださった方には本当に申し訳ないと思いましたが、

こんな日にこそ、「無月」のことをお話ししようと思いました。


昔から人々は月が見れないこのような日であっても

それを「無月」として人々はいろいろと楽しんでいます。



この「無月」には、3つの意味の使われ方があります。


その第一は、文字どおり月がないことで、新月などの日に

天文的に月が見えないときのことです。


第二は、実際には月があっても、雲がかかったり

雨の日であったり月を地上で見ることができない日のことです。


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そして第三の「無月」は、天文学上、月が出ているかどうかではなく、

それを見る私たちの側が、

月を見ようとしなかったり、出ていてもそれが目に入らなかったり、

こちらの身体的制約があって見えなかったりする場合の「無月」です。



今日、沼田から来られたご夫婦は、とても熱心に月への興味を持たれていたので、

ようやくこの話題をお話しすることができました。



月は、日々、満ちたり欠けたり

雲に隠れたり現れたり、常に姿を変えますが、

月そのものの実体は、いつでもまん丸であることに変わりはありません。

それが三日月に見えたり、半月や満月に見えたりするのは、

こちらの側の太陽との位置関係、立ち位置によって変わることで、

月そのものの実体は、いついかなる時でも「まん丸」です。



得てして、月が欠けたり見えなかったりする事が

相手の変化として見えるものですが、

相手に文句を言う前に、自分の側の立ち位置がそう見せているのであり、

自ら立ち位置を変えれば、月(相手)の姿は、

いつでもまん丸である事に気付けるのです。

たとえ相手が厚い雲に覆われていても、

月そのものの実体は、今も満月です。



そんなお話しを熱心なご夫婦とじっくり色々お話しする事が出来て、

まさにこの企画を通じて実現したかったものが、

理想の形で実ったような気もします。


今回の企画は、とても大勢のボランティア参加の皆さんと

関係機関の協力、資材の提供を得て実現することができただけでなく、

伝えたいメッセージを届けるには、このようなスタイルでこそ、

確実に伝えられるのだと確信することができました。 


やっぱり、この町は

ツキと運だけで十分勝負していける。

感謝。 


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昨日は雪が降ったこともあり、空気が澄み切ってとても綺麗な空でした。

今日は上弦の月。

半月であるにもかかわらず、煌煌と月明かりが雪面を照らしています。



上弦の月、下弦の月の見分け方


「上弦の月と下弦の月の見分け方」
http://park.geocities.jp/akanesumire0705/hangetsu.htm

など様々な方法が説明されていますが、私は
以下の方法を使っています。



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右手を空にかざして少し包むように丸めた形が上弦、
左手をかざして少し丸めた形が下弦
と判断してます。
この方がずっとわかりやすくて実用的な方法だと思います。



 

昨夜から、日本各地でものすごい強風が吹き荒れています。

風だけは、まるで台風がやってきたかのようです。
おそらくリンゴ農家も大慌てなのではないかと思います。


でも、もしも月がなかったなら・・・・

とてもこんなことでは済まないと思います。


月のような大きな衛星がある惑星は、地球以外には滅多にありません。
少なくとも、太陽系にある惑星の大半は、直径は数キロ程度の小さな衛星が周囲をまわっているものがほとんどです。
したがって、惑星が衛星の引力の影響を受けることなど、ほとんどないのが普通です。

すると当然、自転の速度が早くなり、もしもガスや大気がある惑星であれば、
土星や木星のように、ほぼ一直線の横縞が走った姿になるのが普通の惑星の姿です。

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つまり、木星や土星のようなきれいな横縞になるということは、
その惑星の地上は、ものすごいガスなどの気体が一方向で暴風となって吹き荒れているということです。

地球のような、のどかな雲のマダラ模様など、普通の惑星ではありえないのです。

もちろん、地球でも台風等の渦ができた時は大変な暴風が吹き荒れますが、
通常の惑星の場合は、常に東西の自転軸横方向に暴風が吹き続けているのが普通なわけです。

青く美しい地球が生物にとって住みやすいのは、何も空気があるだけではなく、
自転速度が適度にのろいこともとても大きな要因になっているわけです。


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これも、ひとえに地球が月という異常に大きな衛星をもっているおかげです。


月なんてなくても、短歌の題材がひとつ減る程度と思われるかもしれませんが、
どれだけ月が地球の生命の誕生と持続に大きな役割りを果たしているか、
ニール・F・カミンズの本をたよりに、これから何度かにわたって考えてみたいと思います。


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ニール・F・カミンズ著『もしも月がなかったら』東京書籍
    同      『もしも月が2つあったなら』東京書籍

 

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