「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野タヌキのPON自治共和国〜

「物語のいでき始めのおや」とは、源氏物語のなかで竹取物語のことを指したことばです。この世に「月」と「運」だけで勝負できる自治共和国を建設するために、私たちはたくさんの物語を月夜野の地に生み育てていきます。 ホームページ「月夜野百景」連携ブログ https://www.tsukiyono100.com 

カテゴリ:月暦 > こよみの知識

旧暦では、元日よりも小正月の15日の方が様々な祝いごとを行っていました。しかも、前日の夜から始まる行事が多い。 現代では馴染めない感覚かもしれませんが、イスラム文化圏やアジアからすればこれは普通のことです。 その第一の理由は、一日の始まりが午前0時か ...

待望の「本阿弥光悦の大宇宙」展 #東京国立博物館 をみに行くことが出来ました。 2時間しっかりと、博物館に入って出るまではたっぷり4時間かかりました。 光悦は、家業の刀のみたて、とぎ、ぬぐいだけでなく、絵画、書、陶芸、茶道、お能、さらには信仰なども含めてマルチ ...

庚申信仰などでは、「日待月待」という表現があります。私はそれを単純に、「日待ち」とか、「月待ち」とかを大切にする、楽しむといった意味と理解していました。子持の眠り姫が受胎する瞬間 月が眠り姫のお腹に吸い込まれると、程なく東の空から朝陽が昇ってきます。 と ...

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、晦日詣とは、新月の前の晦日の日にお参りをする習慣のことです。 新月とともに晦日は月の出ない日ですが、大事なのは太陽と月と地球が一直線に並び互いの引力の影響が、満月の日とともに最も強くなる日です。昔からそのような日に ...

「同じ月を見ている」 よく出てくる表現ですが、とても素敵な言葉です。 別居で暮らしている相方と今日も同じ月を見ている。 遠くに暮らす友人と、いまこの瞬間も同じ月を見ている。 同名の歌もいくつかつくられているようです。 ところがこの言葉、ほとんど意 ...

この時期、中国人観光客が、どっと押し寄せてくる「春節(旧暦の正月)」が、インバウンド効果で日本でも知れわたってきたおかげで、すっかり忘れさられた旧暦(月暦)のことも多少は意識されるようになってきた気がします。そうです。旧暦では、今日が新年の始まりになりま ...

毎年この時期には、旧暦を重んじるわれわれ月夜のタヌキ会議としては、西暦(太陽暦)の割り算で機械的にはじき出される午前0時をもって、一年、一日の始まりとすることの理不尽を感じています。どう考えても、太陽暦であれ、月暦であれ、天文上の暦からしても、あの秒針(も ...

先日、早朝に月夜野へ行ってきたら、いつの間にやら沿線の木々がまばゆいほどの新緑にもえぎ盛っていました。この植物のエネルギーのもえ(萌え)さかる姿を見ると、1年は春からスタートするものとの年度志向が当然のことに感じられます。ところが、なぜか世界標準ともいえる ...

春分秋分の日に太陽が真東から上がり、真西に沈み、昼夜平分の日であることはよく知られています。ところが、この両日が満月ならば、月もまた真東から上がり、真西に沈むということは、ほとんど認知されていません。今年の春分の日は、滅多にない満月の日でもあります。「子 ...

今日は2月30日です。 毎年、新年度を控えて仕事の忙しいこの時期は、2月が28日までしかないことを恨めしく思っています。一ヶ月が31日の月が1年には7ヶ月もあるのに、どうしてただ一人、2月だけが2日も3日も割りを食わなくてなならないのでしょうか。 西暦、グレゴリオ暦 ...

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