「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野タヌキのPON自治共和国〜

「物語のいでき始めのおや」とは、源氏物語のなかで竹取物語のことを指したことばです。この世に「月」と「運」だけで勝負できる自治共和国を建設するために、私たちはたくさんの物語を月夜野の地に生み育てていきます。 ホームページ「月夜野百景」連携ブログ https://www.tsukiyono100.com 

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夏の土用、丑の日にウナギを食べると夏バテ防止になるといわれます。そもそもウナギの旬は晩秋から初冬にかけてで、夏のこの季節にはあまり味がのっていないので売れ行きが悪かったそうです。その季節の売り上げをなんとか伸ばすアイデアとして平賀源内が、丑の日の「う」に ...

太陽が夏は高く冬は低い位置を移動するのとは逆に、月は夏は低く、冬は高いのだということを知りませんでした。その低い位置を移動するためにこの時期の月は赤く見えるとのこと。それで今日の月はストロベリームーンともいうそうですが、どこがストロベリーだ!と突っ込みた ...

蛍といえば「源氏物語」のこの場面。蛍の光では、ほんのかすかにしか見えなかったが、姫君がすらりとした格好で、物に寄りかかっていらした容姿の美しかったのを、もっともっと見たくお思いになって、全く源氏の思わく通り、宮のお心に沁みこんだのだった。蛍兵部卿宮鳴く声 ...

 台風が去り、今日は一気に気温が上がりそうです。長野や群馬は、高い山に囲まれているため、海上で勢力を増す台風も急激に衰えてしまうようですが、久しぶりに十分な雨を降らせてくれる良い台風でした。 この時期の台風なら、比較的まだ農作物への被害は少なくて済みます ...

村雲すこし有るもよし、無きもよし、(樋口一葉)「月夜のこころ百景 66番」樋口一葉「月の夜」という短編からの一節で、この後に「みがき立てたるやうの月のかげに尺八の音聞こえたる、」  と続きます。そのうちに地元では、「月夜のこころ百景」の番号だけでも、話が通 ...

久しぶりにしっかりとした新盆に行ってきました。百八灯も、全行程ではありませんが、きちんとたててきました。 広い家ならでこそ可能なことですが、どんどん行事が簡略化していく組内でも、たまにはこうした家があってくれるとありがたいものです。それぞれの置き方、飾り ...

10時にはもう西の山に沈みます。てる月を弓張りとしもいふことは山辺をさしていればなり                  凡河内躬恒 『大和物語』132段。醍醐天皇に「なぜ月を弓張というのか」と問われ、即興で躬恒が応じた歌。 (写真の七日月では、まだ弓張月という ...

2016年6月の十五夜の日は、18日(月)ですが月齢はまだ13.7。この写真は18日(月)午前0時のもの月齢が15の望月=満月になるのは、翌々日の20日(水)です。(月齢15.7)19日の月齢は14.7なので、15になるのがギリギリ20日に入ってしまいます。したがって十五夜の日からは2 ...

月草(ツユクサ)が文字通り朝露に濡れていました。月草に 衣ぞ染むる 君がため 斑の衣(まだらのごろも)摺(す)らむと思ひて                   作者不詳 巻7‐1255月草に 衣色どり 摺らめども うつろふ色と 言ふが苦しさ           ...

昨日、今日とつかの間の青空が出て、夏が一挙に到来かと思われました。夜からは雨。まだ梅雨は開けていません。でも、庭にはもう萩の花も咲き出しました。  ...

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