ほんのわずかな傾きの違いですが、 ウサギか漕いでいるのは、欠けていくときの月。 二十七夜くらいの月です。 今日の月は満ちていく時の月です。 四日月 月齢2.7 上弦の月と下弦の月の違いを見分けられるようになると、このわずかな差も明確に意識で ...
カテゴリ: 月暦
小正月こそ新年の祝いの盛り上がるとき
旧暦では、元日よりも小正月の15日の方が様々な祝いごとを行っていました。しかも、前日の夜から始まる行事が多い。 現代では馴染めない感覚かもしれませんが、イスラム文化圏やアジアからすればこれは普通のことです。 その第一の理由は、一日の始まりが午前0時か ...
なぜか日本画のモチーフとして人気の二十三夜
待望の「本阿弥光悦の大宇宙」展 #東京国立博物館 をみに行くことが出来ました。 2時間しっかりと、博物館に入って出るまではたっぷり4時間かかりました。 光悦は、家業の刀のみたて、とぎ、ぬぐいだけでなく、絵画、書、陶芸、茶道、お能、さらには信仰なども含めてマルチ ...
神社は、ご祭神よりも空間にこそ意味がある
神社の話を人とすると、そこの御祭神は何ですか?とよく聞かれます。 最近では、どちらかというと若い人たちの方が、こうした聞き方をしてくる人は多い気がします。 そうした質問自体は当然のことなので、何も間違った質問ではないのですが、地元の月夜野神社などは、明治時 ...
二十三夜。下弦の柿!
今日は、二十三夜で下弦の月。 秋の風物として、 ただ柿の実を月と一緒に入れて写真を撮ったのですが、 あとになって、柿の実が、月と同じ下弦の形であることに気づきました。 考えてみれば、柿の実にも月と同じ方向から太陽の光があたっているので、当然なこ ...
今日は、十三夜 樋口一葉の長〜い文
今宵は旧暦の十三夜、旧幣なれどお月見の真似事に団子をこしらへてお月様にお備え申せし、これはお前も好物なれば少々なりとも亥之助に持たせて上げようと思ふたれど、亥之助も何か極りを悪るがって其様な物はお止なされと言ふし、十五夜にあげなんだから片月見に成っても悪 ...