「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野アーカイブ〜

「物語のいでき始めのおや」とは、竹取物語のことを指した源氏物語のなかにあることばです。私たちは、「月(ツキ)」と「運」だけで勝負できるこのまち月夜野に、たくさんの物語を育てていきます。2016年、月夜野が日本百名月に登録されたことを機に、みなかみ〈月〉の会を結成しました。

カテゴリ: 月暦

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太陽が夏は高く冬は低い位置を移動するのとは逆に、
月は夏は低く、冬は高いのだということを知りませんでした。

その低い位置を移動するためにこの時期の月は赤く見えるとのこと。

それで今日の月はストロベリームーンともいうそうですが、
どこがストロベリーだ!と突っ込みたくなるほど
冴え冴えとした月が出ました。

というのも、午後は曇り空で月を見るのは諦めていたところに、
夕方から激しい雷雨。
その雨が上がった澄んだ空だから、こんな月になったのでしょうか。 

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詩 工藤直子  絵 佐野洋子 『新編あいたくて』 新潮文庫 

オオキクナッタラ満月ニナル!

工藤直子の「やまぶどうの夢」という詩に出てくる表現です。

作品の一部分のみを切り取ってしまうのは、作者には大変失礼なことですが、
私たちの地域にとってとても大事な表現なので、引用させていただきました。 



月夜野のお月見ガイドリーフの裏面タイトルでも使わせていただいてます。

お月見ガイド ワイド 印刷用




月夜野のリンゴ「ぐんま名月」などが、ほかの場所のリンゴとくらべて
どうしてこんなに美味しいのか?


月夜野のリンゴは、こう言って育つからです。

「ぼく、大きくなったら満月になる!」


原作の表現を、勝手にいじるわけにはいかないので、

残念ながら冒頭の「ぼく」は省略させていただきました。





月夜野に暮らす人たちは、みんなまん丸の満月になることを目指しています。



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月が横に傾いて舟のような姿になる時を待っていました。

月は細くなるにつれて、月の出時間が日の出時間に近づいていきます。

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三峰山から4時頃に、角を出すようにふたつの光が出る瞬間を捉えたかったのですが、
寒い中、ずっと見張る根性がないばかりにタイミングを逸してしまいました。


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台風が去り、今日は一気に気温が上がりそうです。

長野や群馬は、高い山に囲まれているため、海上で勢力を増す台風も急激に衰えてしまうようですが、
久しぶりに十分な雨を降らせてくれる良い台風でした。

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この時期の台風なら、比較的まだ農作物への被害は少なくて済みます。 

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10時にはもう西の山に沈みます。



てる月を弓張りとしもいふことは山辺をさしていればなり

                  凡河内躬恒 

『大和物語』132段。
醍醐天皇に「なぜ月を弓張というのか」と問われ、
即興で躬恒が応じた歌。 

(写真の七日月では、まだ弓張月というまで張られていません。
通常は上弦の半月をさしていいます。)


 射ると入るをかけたシャレですが、
弓を射る月のかたちの向きで上弦であるか、下弦の月であるかの判断ができます。
はたして、躬恒が詠んだ日の月をみてそこまでの意味も含ませていたかどうか。

天皇は大いにめでられほうびに白絹の衣をたまわった。とあります。
躬恒はそれを肩にかけ、ふたたび即興で

「白雲の このかたににしも おりゐるは あまつ風こそ 吹きてきぬらし」

と…吐く息、吸う息が歌になる人であったらしい。
それも歌のていをなしていた即興歌人というか…

「古今集」撰者の一人名誉の歌人でも身分は低く、生没もその祖父の名もわからなかったということです。
でも歌の姿はすごいですね。
 

2016年6月の十五夜の日は、18日(月)ですが月齢はまだ13.7。

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この写真は18日(月)午前0時のもの

月齢が15の望月=満月になるのは、翌々日の20日(水)です。(月齢15.7)

19日の月齢は14.7なので、15になるのがギリギリ20日に入ってしまいます。
したがって十五夜の日からは2日ずれてしまうのです。

暦上の十五夜は、新月から15日目の日という意味なので、必ずしも天文学上の月齢(月の形の満ち欠けの状態)の満月とは一致せず、このような開きが出てしまうことがあるのです。 

わずかな違いなので、気づかないことも多いかもしれませんが、十五夜の日のお月さんがまん丸の満月ではないことは、けっこう多いものです。 

久しぶりに見れた月ですが、
薄雲がまたかかってしまいました。

21日の講演会の満月は、きっと晴れてくれることでしょう。


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部屋の窓からはなかなか見えないと思ったら、

この時期は、ずいぶん北よりの位置を移動しています 。




遅ればせながら、ようやく来週の講演会のチラシが刷り上がりました。

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急いで何カ所かに届けましたが、やはり説明を加えないと
どのような企画なのかはわかりにくい気がしました。

このチラシデザイン、心配していたのですが、やはりPDFデータであっても、
MACとWindowsでは、レイアウトが変わってしまうようです。

幸い致命傷にはなりませんでしたが、日程に余裕がないとこういうことがおこります。
 



深夜1時半ころ、もう寝ようと思って2階へ行ったら、
北側の窓が異様に明るく輝いていました。
はたして街路灯がこんな方にあったかと窓を開けて確認してみたら・・・・

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お月さんの明かりでした。


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しばらくは花の上なる月夜かな   芭蕉

(写真は夜ではありませんが) 

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