「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野タヌキ自治共和国〜

「物語のいでき始めのおや」とは、源氏物語のなかで竹取物語のことを指したことばです。この世に「月」と「運」だけで勝負できる自治共和国を建設するために、私たちはたくさんの物語を月夜野の地に生み育てていきます。 ホームページ「月夜野百景」連携ブログ https://www.tsukiyono100.com 

カテゴリ: 月暦

                        病床の詩                     山村暮鳥    ああ、もったいなし    もったいなし    妻よ    びんぼうだからこそ    こんないい月も見られる 睦月 十一夜 月齢10.3言われてみれば、確かにイケイケ ...

神社の話を人とすると、そこの御祭神は何ですか?とよく聞かれます。 最近では、どちらかというと若い人たちの方が、こうした聞き方をしてくる人は多い気がします。 そうした質問自体は当然のことなので、何も間違った質問ではないのですが、地元の月夜野神社などは、明治時 ...

月齢29.7 この細い二十九夜や翌月の二日月は、 タイミングが限られているので、 今朝はラッキー ...

今日は、二十三夜で下弦の月。 秋の風物として、 ただ柿の実を月と一緒に入れて写真を撮ったのですが、 あとになって、柿の実が、月と同じ下弦の形であることに気づきました。 考えてみれば、柿の実にも月と同じ方向から太陽の光があたっているので、当然なこ ...

今宵は旧暦の十三夜、旧幣なれどお月見の真似事に団子をこしらへてお月様にお備え申せし、これはお前も好物なれば少々なりとも亥之助に持たせて上げようと思ふたれど、亥之助も何か極りを悪るがって其様な物はお止なされと言ふし、十五夜にあげなんだから片月見に成っても悪 ...

なにごとのおはしますかは知らねどもいつも西行のこの冒頭を部分を心においています。 歴史を調べるのはとても面白いけど、みんな神さまの名前や、神社の拝殿、本殿にこだわり過ぎではないかと。 本来、神さまは、その名を口にするのもはばかるほどのサムシンググレートで ...

庚申信仰などでは、「日待月待」という表現があります。私はそれを単純に、「日待ち」とか、「月待ち」とかを大切にする、楽しむといった意味と理解していました。子持の眠り姫が受胎する瞬間 月が眠り姫のお腹に吸い込まれると、程なく東の空から朝陽が昇ってきます。 と ...

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、晦日詣とは、新月の前の晦日の日にお参りをする習慣のことです。 新月とともに晦日は月の出ない日ですが、大事なのは太陽と月と地球が一直線に並び互いの引力の影響が、満月の日とともに最も強くなる日です。昔からそのような日に ...

 旧暦を公用暦としている月夜のタヌキ共和国では、西暦2022年2月1日が新年となります。西暦の1月2日が晦日で、1月2日が新月。陰暦1月1日と西暦2月1日が月遅れで重なります。このような太陽暦と月暦が近く重なる区切りの良い年は、ケジメをつけるのにはちょうど良い気がしま ...

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