「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野アーカイブ〜

「物語のいでき始めのおや」とは、竹取物語のことを指した源氏物語のなかにあることばです。私たちは、「月(ツキ)」と「運」だけで勝負できるこのまち月夜野に、たくさんの物語を育てていきます。2016年、月夜野が日本百名月に登録されたことを機に、みなかみ〈月〉の会を結成しました。

カテゴリ: 月夜野地区まちづくり協議会

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名胡桃城址のお月見 〜月夜野百八燈〜
  段取り打ち合わせ

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  月暦              西暦                                     月の出  南中  月の入    


        9月27日(水) 行灯委託先より回収
              名胡桃城址 柱のみ一部設置


九日月       9月28日(木) 上弦の月  12:37       17:46       22:55

      16時より 行灯設置作業        


十日月       9月29日(金)                          13:24       18:34      23:45  

             16時半よりリハーサル


十一夜       9月30日(土)                          14:08       19:23      0:39   

    

十二夜     10月  1日(日)                          14:50        20:11             


十三夜     10月  2日(月)                          15:29        20:59            


十四夜     10月  3日(火) 宵待月       16:06        21:48  

      16時より キャンドル設置

    

 

十五夜     10月  4日(水) 仲秋の名月     16:42        22:37          

     月夜野 指月会 嶽林寺  16時:行灯・キャンドル嶽林寺へ移動設置 

                     17時半まで名胡桃城址へ戻

            篠笛、朗読、紙芝居「かぐや姫」など


十六夜     10月  5日(木)   十六夜              17:18       23:27           


十七夜     10月  6日(金) 立待月   満月    17:54       0:18         

         満月の夕べ   紙芝居「月うさぎ」など

 

           (15時〜17時 会議あり)


十八夜     10月  7日(土) 居待月              18:33      1:11             


十九夜     10月  8日(日) 寝待月              19:14      2:06       


二十日月 10月  9日(月)    更待月              20:00      3:03      


       (行灯点灯期間 10月9日まで)


二十一夜 10月10日(火)    16時より 撤収作業

「月夜野百景」連続リーフレットの第7弾の印刷が上がりました。

今回は少し厚めの紙を選択しましたが、仕上がりは正解でした。


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PDF原稿指定の格安ネット印刷だと、フチに白地が出てしまうことがありますが、今回はそれもうまくいった感じです。

これで、月夜野を語る最低限の要素は揃いました。

リーフの中身は以下のブログを元に作成しております。
http://blog.goo.ne.jp/ho…/e/0ddc774c9db1c7f615a94740117f851b




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行灯がこの仕様に決まるまでは、ほぼ1年をかけて試行錯誤を重ねてきました。

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最初は、本来のロウソクの明かりから始めたのですが、野外に放置する都合、

 
 

LED照明などの人口の明かりに変えざるをえませんでした。

          



 
昨年のホタルの季節には、蛍月亭を中心に設置しました。

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蛍月亭へ固定


 

その時は、蛍への明かりの影響がないようにとLEDロウソクを明かりに使いました。

  

しかし、それではやや明るさ不足で、様々なランタンの類を探し試してみて、

現在のLEDランタンにたどり着きました。


ところがそれも市販の製品のままでは、明かりが白すぎて暖かみに欠けるので、オレンジ色の蛍光マーカーで色を塗ることにしました。
 

さらにホタルの鑑賞期間は梅雨時でもあるため、雨の対策も試行錯誤を繰り返しました。

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初めは、雨が降るたびに行灯にレジ袋をかぶせたりしていました(笑)



 雨の心配があるたびにこのようなことをしていたのでは、
あまりにも手間のかかることなので、

①、厚手の和紙で作成した絵柄デザイン部分をパウチ加工しました。

②、行灯の取っ手部分に傘として屋根を取り付けることにしました。



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この屋根がすべての行灯の数だけ用意できたのは、2017年6月のホタル鑑賞の時からです。

これも、行灯の仕様自体がその都度、試行錯誤を重ねてきたため、取っ手の形などすべてが同じになっていないので、その固定方法も面倒ですが形状の違いに応じて複数の仕様でつくりました。 



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月夜野橋歩道の手すりへ直接縛り付けて固定




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固定用の柱を作成して台の部分にビス止め


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その他細かいことはたくさんあるのですが、まだまだ風雨への耐久性、ロケーションに応じた固定方法など試行錯誤を繰り返していかなければなりません。

太陽=昼の文化に仄かな明かりの夜の文化が対等な地位を取り戻すには、まだまだたくさんの積みかさねを要することなので、こうした仕様やノウハウは、どんどん公開して、積極的に盗んでいただけるものはどんどん利用していただけたらと思います。
 

まだ市販の行灯では野外の使用にも耐えられるような納得のいくものはないので、それだけの手間をかけてでも私たちは改良を重ねてつくり続けていくことが不可欠なのです。

今後も改良を重ね、随時こちらに書き加えていくことにします。 

 

 


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ホタルの鑑賞期間の企画で夜行SLが、高崎−水上駅間を走りました。

水上駅では、キャンドルナイトでの出迎えがされ、
上毛高原駅では、後閑駅からホタルの鑑賞地へみえる人たちをおもてなし隊が、
太鼓や物産展でもてなしました。

このイベントにあわせて「月夜野百八燈」の30台ほどを、
上毛高原駅の東西出入り口に飾らせてもらいました。


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残念ながら、肝心な夜の明かりの写真を撮りそびれてしまいました。

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ホタルと月と行灯で、夜の仄かな明かりの文化を取り戻していく活動が、
ようやく月夜野からはじまります。




一昨日に続いて、月夜野地区まちづくり協議会の皆さんと「月夜野百八燈」行灯の制作を行いました。

前回、材料の下ごしらえを終えているので、今回は組み立て塗装が中心の作業

        ・・・のはずでした。



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これらの下ごしらえ作業は、材料のカットと柱部分の接着。

一昨日にこれらは完了していました。

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ところが、材料の歩留まりなどを考えて、途中から寸法変更などをしたばかりに、
あっちの材料が足りない、
こっちの材料が余る、
など、その場ですったもんだ。


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今回は、ホタル祭りに合わせて初回ロットの50台のみ作業なのですが、
これをこれから1,000から2,000も作る予定だなどと、
とても口に出せる雰囲気ではありませんでした(笑)

とりあえず、作業の流れと組み立て上の注意するべきことは見えたので、
これからは、月の会の皆さんとも協力してコツコツと積み重ねていきます。

みんな!

頑張ろうぜ!





 

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志賀勝先生の講演

志賀先生の本は全部読んではいるけれど、月の暦については、
まだまだ理解できていないことばかり。

月夜野の住民にとっては、とても大事なお話を聞くことができました。


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 第一部       約40名参加(東京15名、地元15名、協議会ほか関係者10名)   

  1、開会挨拶 (主催協力者やNHK取材の紹介)

  2、岸町長挨拶

  3、「日本百名月」登録の報告(みなかみ観光協会 高橋美保)

  4、みなかみ〈月〉の会の説明(呼びかけ人 星野 上)

  5、篠笛演奏 (朝倉 力)

  6、志賀勝先生講演「人は月に生かされている」

  7、質疑・入会・協賛のお願い    閉会



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月夜のまちライブラリーの展示

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「月夜野百」八燈も展示しました。


第二部   名胡桃城址にて十五夜月待ち (約30名参加)

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こちらの篠笛の演奏は着物着て、
名胡桃城址でスタンバイしてくれていました。

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古城址と自然の緑を背景にした演奏は、最高のロケーションで感動的でした。
 

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篠笛の音に、ウグイスや小鳥が呼応してくれる。


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月を待つ間に、歴史ガイドの会の高橋会長に名胡桃城址の説明をしていただきました。

高橋会長は、急用が入ってしまったにもかかわらずかけつけてくれました。


とうとう、この場所で月は見れませんでしたが、

準備に余裕のなかった今回の企画を支えてくれたたくさんの仲間たちに

感謝、感謝です。 



懇親会の場所に移動したら、見事な十五夜が出てました。
 
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この月の丸みがこれほど妬ましく見えたこともありません。

十五夜(21日)の講演会の準備までもう僅かしかなく、
宣伝が1ヶ月出遅れたこともあり、
どうか月よ、もっと速度を落として丸くなってくれと願うばかりです。

幸い、前橋や沼田から予想外の応援を得ることができたり、
NHKの取材撮影が決まったり 、
地元でチラシの全戸配布がなんとか間に合ったり、
次々と天の助けにささえられてますが、

どれだけ地元の人たちが来てくれるかは、なかなか予想がつきません。 

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みなさま、宣伝ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 

多数決の発想を優先しない地域づくりについて

100人全員、または大半に支持され理解される企画や活動は、正しいかもしれませんが、どこにでもある内容になってしまいがちで、得てして感動を呼ばないものです。行政主導企画に多くみられる傾向。

それは「花と緑のまちづくり」とか「ふれあい交流館」といった表現になってしまうものです。

これは、量販型で右肩上がりの時代には通用したやり方。

ここから飛び出したアイデアや活動は、公的機関がからむとなかなか承認されにくいものです。

かたや100人のうち数人にしか支持されない、理解されない活動。
そらはたとえ少数派であっても、また多数に理解されないものであっても、数人の理解者は、感動を条件に遠くからでもやって来ます。

100人のうち1人しかいないようなファンが全国、百カ所から集まれば、100人の市場をつくりだします。

それが形になり出すと、やがて残りの99人も寄ってくる。

多くの場合、こうしたことのほとんどは、
行政がらみではなく、民間で個人がリスクを背負ってやる方が 結果を出しやすいものです。
なかば、そのほうが正しい選択なのではないかと思っています。

でも、この尖ったものは、そのまま多数に理解されなくても、
どれだけ「許容」してもらえるかが鍵だと思います。
 

1、月夜野妄想倶楽部が考える50年後の「教育」



 今の学校教育にいろいろと疑問を感じている人も多いかもしれませんが、ではどのような教育の姿であれば良いのか、私たちは将来の具体的ビジョンについてはあまり聞くことがありません。

 不登校の問題や教育格差の拡大、なかなか変えられない受験特殊技能教育の弊害や国際競争力の低下、等々。

 現場の先生方も親たちも、今の課題に追われるのに精一杯で、将来のあるべき姿までは考える余裕がないばかりか、考えてもそれを実現したり変えたりする権限がないからと、すぐにあきらめてしまっているようにも見えます。

 では、私たちが、何の権限も保証もないけれど、理想として考えられる将来の教育の姿がどのようなものであるのか、そんなの妄想にしかすぎないとバカにされようが、まずは想像力を働かせて考えるだけ考えてみることにしましょう。


  一人でみる夢はただの夢にしかすぎないが、みんなで見る夢は現実になる。(ジョン・レノン)




 まず
環境の変化で一番顕著な影響を及ぼすのは、ネット環境の普及浸透であると思います。

 日常のあらゆる場でネットへのアクセスが可能になることはすでに確実になっていますが、知識・記憶学習の領域が教育に占める割合は、相当減るものと思われます。

 もちろん、どんなにネットですぐに調べられるとはいえ、個人の頭の中により多くの情報が入っていることは、どんなコンピューターにも勝る効果があります。
 ですが、その情報とは、今以上に加速的に膨大なものになるので、哲学や論理学的な問題の整理の仕方は重要性を増すかもしれませんが、従来のような誰もが同じ教科書で知識を習得する必要性は確実に薄れていくことが予想されます。

 するとその先に考えられるのは、    

 ①、従来の学校に近いものは小学校のみで、そこでは読み書き・計算と体づくり・掃除力が徹底される。


 ②、ネット環境が日常生活に浸透しているため知識習得型の教育は圧倒的に減る。
    自動翻訳技術なども浸透するため、クローバル化時代だからといって英語教育などを優先する意味が
   なくなり、基本の国語教育がより徹底されるようになる。

 ③、中学以降は自主教育が中心
。子どもが興味を持ったことがらを無限に学べる環境が整う。

    教師の主な役割りは、既存の知識を教えることではなく、子どもの興味関心を育て引き出す
   コーディネーターとしての面が重視されるようになる。

 ④、「学歴」には意味がなくなっているので、個人ごとの「学習歴」で人物をみるようになる。


 ⑤、個人ごとの学習機会が拡大すると同時に、異質な者同士が交流し学び合う意義も増大する。
    民俗や習慣の差、体力や知識の差のある者が同じ空間で学ぶ効果が認知される。

 ⑥、大学や専門学校に該当する分野が、社会人教育と連続的な過程になる。
    働きながら学ぶ学生の比率が青年期から社会人まで 、圧倒的に多くなる。


 ⑦、既存の学校よりも、図書館やバーチャル空間に学びの場が広がる。
    教科書の依存度が圧倒的に低くなるので、あらゆる空間で得られる「本の海」に埋もれた学びの環境が
    中心になる。 

 ⑧、資格を持った教師以外の様々な分野で活躍する専門家が多数、講師として登録・活用される。

 ⑨、教育の完全無料化の方が、社会のためにはトータルコストが安いと立証される。

 ⑩、子どもが育ち成長する自然環境が重視され、都会の学校であっても森が不可欠の空間となる。
     森の学校、山の学校、川の学校、海の学校、田んぼの学校、等々。

 ⑪、学びの場が、地域のあらゆる場所で保証されているので、不登校はまったくハンディではなくなる。

 ⑫、小学校の読み書き計算、体づくり以外の教育課程は、これまでの中学校であろうが、高校であろうが、
   大学であろうが、社会人になってであろうが、いつでもどの段階のカリキュラムでも、学ぶ機会を
   得られる。大半の授業は録画され、誰もがいつでも見れる。


 などなど、思いつくことをあげましたが、まだ気づいたことが出次第、書き足していきます。

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