「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野アーカイブ〜

「物語のいでき始めのおや」とは、竹取物語のことを指した源氏物語のなかにあることばです。私たちは、「月(ツキ)」と「運」だけで勝負できるこのまち月夜野に、たくさんの物語を育てていきます。2016年、月夜野が日本百名月に登録されたことを機に、みなかみ〈月〉の会を結成しました。

2017年09月


IMG_6103

九日月 上弦の月〈9月28日(木)〉
月齢 7.9


IMG_6124

十日月 〈9月29日(金)〉
月齢 8.9

少しふっくらとした一日の違い

IMG_6131

十一夜 〈9月30日(土)〉
月齢 9.9



22046046_1707676359243442_3042360323599131412_n

朗読のリハーサル

十四夜 〈10月3日(火)〉の打ち合わせを現地で行いました。


夜になって真庭から来ていただいた家族連れの方、
子供の頃は、ここまで来てはいけないと言われてたとか。

確かに、ひとりで来たら危ない場所ですが、こんないいとこはないです。

下から明日のヤッサ祭りの盆踊りの練習の歌か聞こえてきます。



DSCF9282

半月であっても19時をすぎれば
月明かりだけで、足元は十分みれる明るさです。


https://www.youtube.com/edit?video_id=QEIXRD_Ckho 


IMG_6137

十五夜 中秋の名月 〈10月 4日(水)〉
月齢 13.9


DSCF9522


IMG_6170

十六夜 〈10月5日(木)〉
月齢 14.9

十七夜 〈10月6日(金)〉は、月齢 15.9です。
月齢の 14.9と15.9、どちらがより満月かといえば、14.9の日の方でしょうね。
肉眼では、ほとんど違いはわかりませんが。



DSCF9499

IMG_4028

いよいよ明日、28日(木)上弦の月

名胡桃城址に行燈を設置します。(10月9日まで)

明日の月の出時刻は、12時半すぎです。

日が沈む頃には、ちょうど名胡桃城址南の富士浅間山にかかる
美しい月の景色がみれるはずです。

IMG_6103




IMG_4030


「月夜野百八燈」として昨年から製作し、活用し始めた行燈ですが、
第1回は、月夜野橋の歩道橋。
第2回は矢瀬遺跡から上毛高原駅に至る月夜野歴史郷土資料館前に至る歩道。

これに次いで3つ目の展示場所となります。

これまで細かい仕様を何度も改良しながら、
行燈そのものの完成度を高めてきましたが、
何よりも展示する場所のロケーションがとても大事であることを痛感してます。


IMG_4031

美しい景観を持つ古城址。

これに勝る観月空間は、なかなかありません。

名胡桃城址という固有の物語のある空間

月夜野という魅力あふれる地名から生まれる物語。

少しずつですが、生まれ育ち始めています。
 




IMG_6089


名胡桃城址のお月見 〜月夜野百八燈〜
  段取り打ち合わせ

IMG_4012



  月暦              西暦                                     月の出  南中  月の入    


        9月27日(水) 行灯委託先より回収
              名胡桃城址 柱のみ一部設置


九日月       9月28日(木) 上弦の月  12:37       17:46       22:55

      16時より 行灯設置作業        


十日月       9月29日(金)                          13:24       18:34      23:45  

             16時半よりリハーサル


十一夜       9月30日(土)                          14:08       19:23      0:39   

    

十二夜     10月  1日(日)                          14:50        20:11             


十三夜     10月  2日(月)                          15:29        20:59            


十四夜     10月  3日(火) 宵待月       16:06        21:48  

      16時より キャンドル設置

    

 

十五夜     10月  4日(水) 仲秋の名月     16:42        22:37          

     月夜野 指月会 嶽林寺  16時:行灯・キャンドル嶽林寺へ移動設置 

                     17時半まで名胡桃城址へ戻

            篠笛、朗読、紙芝居「かぐや姫」など


十六夜     10月  5日(木)   十六夜              17:18       23:27           


十七夜     10月  6日(金) 立待月   満月    17:54       0:18         

         満月の夕べ   紙芝居「月うさぎ」など

 

           (15時〜17時 会議あり)


十八夜     10月  7日(土) 居待月              18:33      1:11             


十九夜     10月  8日(日) 寝待月              19:14      2:06       


二十日月 10月  9日(月)    更待月              20:00      3:03      


       (行灯点灯期間 10月9日まで)


二十一夜 10月10日(火)    16時より 撤収作業

   月の砧   小唄【本調子】



松に住む、

月と相手に打つ砧、

我が家一つの秋にやと、

思へばいとゞ淋しさに、

木の間隠れに啼く虫の、

ほんに心も遣る瀬なや。



12




名胡桃城址の月見

フライヤーができあがりました。

名胡桃城址の月見 ウラ
裏面


IMG_4104

この企画は、必ずしも歌や演奏盛りだくさんといったイベントではありません。

目指すイメージは、



月夜野に暮らす若者が、月明かりにつられて外を歩いていたら

遠くからかすかに笛の音が聞こえて来る。


その笛の音の聞こえる方に若者が歩いていくと、そこは古城址。

見るとその古城址に村の娘がひとり笛を吹いている。


娘の姿は、月明かりに照らされ

全身の輪郭を顔立ちだけが薄っすらと。


妖しい姿にみとれて若者は声もかけられず、

しばらくその場に立ちすくむ。




20160521_180639



月明かりの下で不思議な邂逅が、

月夜野のいたるところで生まれるような。

そんな環境作りの一歩をイメージした企画です。



20160521_180633

したがって、夜のイベントだからといって
照明や音響設備を使うことはありません。

月明かりだけが頼りになるような、暗い場所に
ほのかな行燈の明かりのみが照らされます。


蛍光灯が一般家庭に普及する昭和30年代まで、
夜は暗いことがあたりまえでした。

そんな暗い夜の世界の空に顔をだすお月様の明かりが、
どれだけ人びとの心を照らしてくれるものであったか。


現代の暮らしではなかなか気づけない本来の夜の姿と
お月様のありがたみを感じるきっかけに少しでもなれればと思います。


現代社会は、
ただひたすら真っ昼間のように夜が明るくなることばかりを目指してきました。
それはあまりにも明るさ一辺倒の世界を力ずくで押し通した社会です。


お日様の力は、
光と暖かさを与えてくれるありがたい存在であることに間違いありませんが、
一日の半分を占める夜は、暗いことでこそ
生命をはぐくむ大事な時間であるはずです。


夜はいのちのゆりかごです。



月夜野百八燈 改訂


世の中、もちろん暗いよりは明るい方が良いにきまっていますが、

夜の時間は、ただ昼と同じように明るくするばかりでなく

ほのかな明かりこそ、

暮らしをつくる、ということ

まちをつくる、ということ、

そんなことを考え感じられる企画になれたらと思います。




暦でおよその月の出時間を見計らって渋川を6時半ころに出て、三国街道経由で月夜野へ向いました。

すると、高山村を通過するときに大きな月が出ていました。

急ぎ、これは月夜野のロケーションで撮影しておこうと先を急ぎました。

DSCF9262

赤根峠を通過している間は、しばらくの間まわりの木々が邪魔してほとんど見ることはできませんでした。

富士浅間山にかかる月が見える場所を探して、リンゴ畑の農道をおりてきたら、突如、貯水池に月明かりが映っているのをみつけました。


DSCF9264

これはちゃんとしたカメラを持ってくれば、良い映像になるはずです。

といって今日、家に戻って出直すまではできません。

それでも、月夜野の地形のよいおかげで、家に着くころは、
三峯山から月が顔を出すところでした。


IMG_5952

もっと東へ向かい、三峯山の麓に近づけば
さらにもう一度、月の出を見ることができます。


IMG_5957


このページのトップヘ