新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が出され、世の中が沈鬱なムードにつつまれています。
そんな時だからこそ、
いつもと変わることなく移ろいゆく自然の姿には、
一際こころ打つものがあります。
三密を避ける感染拡大防止がさけばれるなか、
三密を避ける感染拡大防止がさけばれるなか、
急遽、誰もいない空間での「断密ゲリラライブ」を
前橋市在住のフルート奏者、朝倉力さんにお願いしました。
ちょうど菜の花と桜の共演が見られ、下り坂の天気も薄日がさすほどの好天に恵まれました。
荒城の月
劇場やホールの中で、照明や音響設備を使うあらたまった企画でなく、
こうした自然のロケーションのなかで音楽や芝居を楽しむことこそ、
この月夜野の地で増やしていきたいと思っています。
不思議と周りの小鳥たちも、人間を恐れずに集まってきます。
ところが、残念ながらリハーサルをしているのかと思って見ていたら、
そのまま本番だったので、肝心な「牧神の午後」は撮り損ねてしまいました。
語らいの場を日常の中に増やして行くことです。
それこそがこのブログテーマ
それこそがこのブログテーマ
「物語のいでき始めのおや」の世界です。

本来、人が歌や踊りを舞うのは、
必ずしもそれらの演者たちが主人公なのではなく、
カミや自然に対して捧げるものでした。
かつては日本の至るところに、
伝統保存のためでも、観光のためでもなく

本来、人が歌や踊りを舞うのは、
必ずしもそれらの演者たちが主人公なのではなく、
カミや自然に対して捧げるものでした。
かつては日本の至るところに、
伝統保存のためでも、観光のためでもなく
また興業目的でもないそうした季節の祈りの場が、
日常のなかに存在していました。
歴史を振り返ると、それが古代国家の誕生とともに
日常のなかに存在していました。
歴史を振り返ると、それが古代国家の誕生とともに
自然や神々への祈りの歌や踊りは、
王や貴族に向かって行われるようになりました。
中世を経るとさらにお金持ち、貴族などにむけて行われるとともに
次第に観客に向けた歌や踊りが、
中世を経るとさらにお金持ち、貴族などにむけて行われるとともに
次第に観客に向けた歌や踊りが、
興行としてのかたちをとることが大半になってきました。
もちろん多様な姿があるべきものですが、
いつの間にか、歌や踊りの元の姿は忘れられてしまったかのようです。
新型コロナの緊急事態宣言のおかげで、
なかなかかたちにすることが出来なかった、
人間中心ではなく、自然や神々を相手にした祈りの姿を
月夜野の企画イメージ父してこの度、
もちろん多様な姿があるべきものですが、
いつの間にか、歌や踊りの元の姿は忘れられてしまったかのようです。
新型コロナの緊急事態宣言のおかげで、
なかなかかたちにすることが出来なかった、
人間中心ではなく、自然や神々を相手にした祈りの姿を
月夜野の企画イメージ父してこの度、
少しだけ実現することができました。
朝倉さん、どうもありがとうございました。
朝倉さん、どうもありがとうございました。
STAY HOMEを強いられた生活は、まだ先の長い闘いになりそうです。
どうか皆さん、不安に負けずこころ穏やかに日々をお過ごしください。
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