曇り気味で夕方からは時折雨が降るあいにくの天気。
半ばあきらめていたところ、風が強く吹いてきたのでもしやと思ったら、
テラスに影が映っていたので、慌ててカメラを取り出しました。

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月齢15.2

通常の撮影では、スーパームーンの雰囲気は出ませんね。


 志賀勝さんの説明で初めて知ったのですが、
西暦に慣れてしまっている私たちは、
月齢の見方も勘違いしていることが多いものです。

暦の上での十五夜と満月の日がずれるということは気づくものの
本当の満月、つまり望のときがいつなのかということは、
ほとんどの人が意識していないようです。

今月のスーパームーンのもっとも満月になる瞬間は、
十六夜が望月といってもその時間は、午前0:54
ということは、今月の場合は十五夜(2/19)の夜の方が満月に近かったわけです。

これも西暦が午前0時を1日の境目にしていることから
わかりにくくなっていることです。

もともと一日の始まりが、午前零時であるというのは、
数学的割り算で決めているだけで、
午前零時という瞬間に天文上の意味はありません。

長い歴史の間、一日の始まりは国を問わず、
日の出や日没の時刻をもって一日の始まりとしていました。
時計が日常に普及するまで、午前零時をもって一日の始まりとすることなど
そもそも不可能だったのです。

こうした西暦のおかしさを旧暦は解決しているわけですが、
旧暦を表現しているはずのカレンダーでも、
そのあたりをきちんと表現しているものはなかなかありません。

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この暦の表記で十六夜、望の月齢15.2というのは、正午の月齢です。

残念ながら私たちの利用している「月と季節の暦」
(月と太陽の暦制作室)以外にはほとんど見られません。


もっとも、肉眼で見る月は、
明かるさが強いため、ほんのわずかにかけているのと
完全な満月との差は判別しにくいものです。

十四夜あたりから十七、十八夜あたりまでの差も
みなおよそまん丸に見えてしまいます。

それでも、太陽、月、地球が一直線に並び
エネルギーが最大になる時を意識するならば、
知っておいたほうが良いことではないかと思います。