行燈を月の夜にせんほとゝきす
嵐雪
幸田露伴『評釈芭蕉七部集』の中の「炭俵」よりの句です。
露伴の評釈は以下のように続いてます。
後には室内に置ける燈を行燈といふやうになりたれども、
此頃は猶字のごとく提げて歩くものをしか言へるにて、
行燈の暗き夜なるより、
古く月に縁有るほとゝぎすのことを云出して、
一句の趣向を立てたるなり。
「月夜野百八燈」のデザインコンセプトに間違いはなかった。
「月夜野百景」
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「月夜のタヌキ」プロジェクト
「物語のいでき始めのおや」とは、源氏物語のなかで竹取物語のことを指したことばです。この世に「月」と「運」だけで勝負できる自治共和国を建設するために、私たちはたくさんの物語を月夜野の地に生み育てていきます。 ホームページ「月夜野百景」連携ブログ https://www.tsukiyono100.com
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