「月夜のタヌキ」プロジェクト

物語のいでき始めのおや 〜月夜野アーカイブ〜

「物語のいでき始めのおや」とは、竹取物語のことを指した源氏物語のなかにあることばです。私たちは、「月(ツキ)」と「運」だけで勝負できるこのまち月夜野に、たくさんの物語を育てていきます。2016年、月夜野が日本百名月に登録されたことを機に、みなかみ〈月〉の会を結成しました。


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昨日は雪が降ったこともあり、空気が澄み切ってとても綺麗な空でした。

今日は上弦の月。

半月であるにもかかわらず、煌煌と月明かりが雪面を照らしています。



上弦の月、下弦の月の見分け方


「上弦の月と下弦の月の見分け方」
http://park.geocities.jp/akanesumire0705/hangetsu.htm

など様々な方法が説明されていますが、私は
以下の方法を使っています。



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右手を空にかざして少し包むように丸めた形が上弦、
左手をかざして少し丸めた形が下弦
と判断してます。
この方がずっとわかりやすくて実用的な方法だと思います。



 

茂左衛門地蔵尊、初詣期間のうち2日の夜まての間、月夜野橋に行灯を飾ってます。

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冬の強風対策で、光源をロウソクからLEDランタンに変えたら、白色系の明かりになってしまった分、
今度は行灯らしさがちょっとなくなってしまいました。

でも行燈の月の歌などの文字は、明かりがついても読みやすくなりました。

少しでも読んでくれる人がいたら嬉しい。

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明かりを今度、オレンジ色マジックで塗ってみようか。

まだまだ試行錯誤がつづきます。

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設置を終えたら、ちょうど西の空に三日月が沈むところでした。

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 みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

月夜野のお月見スポットをまとめた地図を作りました。

お月見ガイド ワイド 巡回コース入

少しずつ、月見に適した場所を整理していたのですが、
まとめるうちにちょうど15のエリアに分けることができました。

あらためて河岸段丘の地形、東西の小高い山が絶妙の観月空間を作っていることを感じます。

また、夜の光景といえども、
周囲に電柱や看板などが乱立していないこともとても大事な要素です。



月夜野が恵まれた観月環境にあることは、
月の出の瞬間を1日のうちに様々な場所で観れることに際立ってあらわれます。

どういうことなのか、以下に順追って説明します。


十五夜前後の場合、月の出時刻は、
早い季節で16時頃、
遅い季節で18時頃になります。

この月の出を一番早く見るには、月夜野の西側の河岸段丘上の高い場所で待ちます。
視界の良さで言えば、やはり名胡桃城址(地図エリア①、名胡桃城址)の突端で待つのが良いでしょう。

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名胡桃城址のすぐ北がわの畑地も絶好のロケーション(地図エリア②、名胡桃城址・りんご園周辺エリア)で、
下の写真は、その畑地にある諏訪神社跡の鳥居です。
 
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この鳥居の上にのぼる月も素敵です。
(ここの魅力は「月の神さまってどこにいるの?」のリーフで詳述予定)


この上に月が昇ったら直ちにまた北方面へ移動します。

農村生活改善センター周辺(地図エリア③、農村環境改善センター周辺エリア)へ移動すると、
それまで三峯山の南側にあった月が、三峯の山上の位置に変わり
まだ山の陰に隠れています。

しばし待つと、三峯の平らに続く山頂のある場所からひょっこり出てきます。


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三峯山上に出た月を見てから、またさらに北東へ移動します。

矢瀬親水公園へ向かうと、さらに三峯山に接近することになるので、
また月は三峯に隠れ、再度月の出を待つことになります。
(地図エリア④、矢瀬親水公園エリア)

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かねてから矢瀬親水公園の南にあるこの弓を構える源義家像に
月を射らせて見たかったので、ここでまた少し待つと・・・


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見事に弓の先に月がのぼってきます。

もちろん、このアングルの写真を撮るには、
カメラを構える自分の立ち位置をいろいろ変えてみなければなりません。

良い月が見れるかどうかは、
相手に求めることではなく、
自分自身の立ち位置を変えてみることが大事ということですね。

矢瀬遺跡から三峯にのぼる月をみたら、またさらに三峯山に近い場所に移動します。
(地図エリア⑤、後閑館址周辺エリアを経由)

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三峯山麓の蕎麦畑(地図エリア⑥、三峯山麓 A )のあたりまで移動すると、
まだ山にかかる月をみることができるのです。


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三峯山麓の蕎麦畑を南へ、南へ(地図エリア⑦、三峯山麓 B )と移動して金山近くにまで移動し、
グランボレ、パラグライダー着地所方面へ。

今度は南方向の金山にかかる月を眺めることができます。



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そば畑の中を来た道を戻りながらふたたび、三峯山にのぼる月を右手に見ながら、
出発地の名胡桃城址の方へ戻ります。


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名胡桃城址からさらに西へ(地図エリア②、名胡桃城址・りんご園周辺エリア )移動し、三重院の方へまで行くと、
ちょうど富士山(フジヤマ)の上に月がのぼるところに出会えます。

以上の行程、およそ1〜2時間です。

その間、5回以上、異なる場所、異なるロケーションでの美しい月の出を
この月夜野の地ではみることができるのです。 

もちろん、これは楽しみ方のひとつであって 、
普段はこんな慌ただしい移動はせずにゆっくり楽しみましょう。
 

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詩 工藤直子  絵 佐野洋子 『新編あいたくて』 新潮文庫 

オオキクナッタラ満月ニナル!

工藤直子の「やまぶどうの夢」という詩に出てくる表現です。

作品の一部分のみを切り取ってしまうのは、作者には大変失礼なことですが、
私たちの地域にとってとても大事な表現なので、引用させていただきました。 



月夜野のお月見ガイドリーフの裏面タイトルでも使わせていただいてます。

お月見ガイド ワイド 印刷用




月夜野のリンゴ「ぐんま名月」などが、ほかの場所のリンゴとくらべて
どうしてこんなに美味しいのか?


月夜野のリンゴは、こう言って育つからです。

「ぼく、大きくなったら満月になる!」


原作の表現を、勝手にいじるわけにはいかないので、

残念ながら冒頭の「ぼく」は省略させていただきました。





月夜野に暮らす人たちは、みんなまん丸の満月になることを目指しています。



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月が横に傾いて舟のような姿になる時を待っていました。

月は細くなるにつれて、月の出時間が日の出時間に近づいていきます。

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三峰山から4時頃に、角を出すようにふたつの光が出る瞬間を捉えたかったのですが、
寒い中、ずっと見張る根性がないばかりにタイミングを逸してしまいました。


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